Mr.シャチホコさんが交通安全呼びかけ「思い込みや慢心が事故に」 警視庁池上署がイベント

自転車の交通安全を呼びかけるお笑い芸人のMr.シャチホコさん（中央）　＝14日、大田区池上会館（宮崎秀太撮影）

21日から始まる秋の交通安全運動を前に、警視庁池上署は14日、お笑い芸人のMr.シャチホコさんをゲストに招き大田区の池上会館で交通安全教室を開いた。

地元住民ら約300人が参加。署員らが自転車の安全な乗り方を説明し、令和5年4月からすべての自転車利用者に義務化されたヘルメット着用や交通ルールの遵守を呼びかけた。Mr.シャチホコさんは「思い込みや慢心が事故原因になる」などと訴えた。

池上署によると、令和6年の管内の交通人身事故は277件に上り、このうち6割以上を自転車事故が占めるという。桜井嘉人署長は「ヘルメット着用の重要性を、いかに浸透させていくかが大きな課題だ」などと述べた。