「ユニクロ」狙い下着など大量窃盗疑い、ベトナム人の女ら送検 被害総額1200万円か

ユニクロの防犯カメラに写ったベトナム国籍の女３人の画像＝２月１日、大阪市北区（画像の一部が加工されています、大阪府警提供）

衣料品店「ユニクロ」で女性用の下着を万引したとして窃盗容疑で逮捕、同罪で起訴されたベトナム国籍のグエン・ティ・ズン被告（３２）らベトナム人の女３人について、大阪府警は１９日、大阪や兵庫など４都府県のユニクロで３７件の万引行為を確認し、大阪地検に追送検して捜査を集結したと発表した。被害総額は計約１２３０万円に上る。

府警によると、３人はベトナム国内の人物から指示を受けて日本とベトナムをこれまでに複数回行き来していた。成功報酬として１回の滞在で１７万円～２１万円を得ていたとみられる。「１００件以上はユニクロで万引した」「３カ月近く生活できるお金が手に入った」などと供述しているという。

３人の追送検容疑は共謀し、令和５年６月～６年２月、氏名不詳の男と共謀し、４都府県のユニクロで女性用の下着など３千点以上を万引したとしている。