飲み会後泥酔状態で駅の警備員に平手打ち 大阪府警の51歳巡査部長、暴行容疑で現行犯逮捕

大阪府警本部

泥酔し駅の警備員を平手打ちしたとして、大阪府警は22日、暴行の疑いで、府警高石署地域課に勤務する巡査部長、横山弘容疑者（51）を現行犯逮捕したと発表した。「酔っていて覚えていない」と供述している。

逮捕容疑は22日午後、大阪市のJR天王寺駅構内で、泥酔のため駅員に介抱されていたところ暴れ出し、仲裁に駆けつけた駅の警備員の60代男性の顔面に平手打ちをする暴行を加えたとしている。駅員が取り押さえ、警察に引き渡した。

府警監察室によると、横山容疑者は当直明けの非番で、正午ごろから大阪市内で同署地域課職員らとの歓送迎会に出席。電車内で1人で泥酔した状態で発見され、駅員が数人がかりで改札へ誘導する際に突然暴れ出したという。

津川浩徳監察室長は「警察官としてあるまじき行為。今後の捜査結果を踏まえ厳正に対処する」とコメントした。