「闇バイト」東京・練馬の強盗致傷事件、男2人を逮捕 警視庁

警視庁外観

28日未明、東京都練馬区の住宅に男らが押し入った強盗致傷事件で、警視庁は28日、強盗致傷と住居侵入の疑いで、住所、職業不詳、遠藤峻輝容疑者（22）と氏名不詳の20～30代の男の2人を逮捕した。同庁は「闇バイト」として集められた匿名・流動型犯罪グループによる犯行とみて追及する。

逮捕容疑は28日午前2時50分ごろ、練馬区大泉町の50代の男性内装業者方の1階居間の窓ガラスを叩き割って押し入り、「金を出せ」と脅した上、男性と20代の息子にけがをさせたとしている。捜査1課は2人の認否を明らかにしていない。

捜査1課によると、現場には遠藤容疑者らを含めて男5人が侵入、遠藤容疑者は事件直後に現場住宅から出てきたところを男性や近くの住民に取り押さえられ、もう1人の男も午前2時半ごろ、現場から数百メートル離れた路上で警戒中の自動車警ら隊員に確保された。その他の男3人は逃走しており、同課が行方を追っている。