「仕事しないこととがめられ刺した」 殺人未遂の疑いで６２歳の男逮捕 東京・墨田区

警視庁外観

１０日午前１１時１５分ごろ、東京都墨田区業平のマンション一室で、「友人に後ろから刺された」と１１０番通報があった。警視庁本所署員が駆け付けたところ、台所付近で６０代男性が血を流して横たわっているのを発見。同署は殺人未遂の疑いで、同じ部屋に住む無職、大山直明容疑者（６２）を現行犯逮捕した。調べに対し容疑を認め、「仕事をしないことをとがめられ、頭にきて刺した」などと供述しているという。

逮捕容疑は１０日午前１１時５分ごろ、マンション一室で車いすに乗った男性の背後から左肩付近を刺すなどして、けがを負わせたとしている。部屋からは血の付いた包丁が見つかっている。

同署によると、この部屋は男性と母、大山容疑者の３人暮らし。男性と大山容疑者は高校時代からの友人で、６月上旬ごろ、住居の立ち退きを強いられた大山容疑者が男性の住むマンションに引っ越してきたという。