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百条委証人尋問始まる 兵庫知事「強く指摘した」 大声での注意認めるも、パワハラ否定

産経ニュース / 2024年8月30日 15時39分

兵庫県百条委員会 百条委員会の証人尋問のため会場に入る斎藤元彦兵庫県知事=30日、神戸市中央区の兵庫県庁(南雲都撮影)

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)が30日開かれ、斎藤氏への証人尋問が始まった。出張先で公用車を降りて20メートル歩かされ、職員を怒ったとされる問題について、斎藤氏は「車の動線を確保できていなかったのではないかという強い思いがあった。それなりに強く指摘した」と述べ、大きな声で注意したことは認めた。一方、当時は進入禁止との認識がなく、自身の対応は適切だったとの認識を改めて示した。

元県西播磨県民局長が作成した告発文書では「出張先のエントランスが自動車進入禁止のため、20メートルほど手前で降りて歩かされただけで出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らした」と指摘されていた。

斎藤氏の尋問に先立って行われた県幹部の公開尋問によると、斎藤氏は昨年11月、県立考古博物館(播磨町)で開かれる会合に出席。その際、告発文書にあるように入り口付近は車止めが置かれた進入禁止区間のため、手前で公用車を降りて歩いたという。その際「なぜこれ(車止め)をどけておかないのか」と叱責し、職員は車止めをどけざるをえなくなったという。

出頭した県幹部は斎藤氏の叱責が「必要な範囲内」と感じるかを問われ「思いません」と否定した。一方、斎藤氏は「歩かされたことを怒ったのではなく、円滑な動線を確保していなかった」ことについて叱責したとしている。

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