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逮捕の矢口容疑者、「うるせえ」意味不明な言葉発しトラブルも 長野駅前3人死傷事件

産経ニュース / 2025年1月26日 14時47分

容疑者が住む集合住宅にはブルーシートがはられ、県警の捜査員が室内を調べていた=26日午後、長野市(前島沙紀撮影)

長野市のJR長野駅前で男女3人が刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件で、逮捕された無職の矢口雄資容疑者(46)は現場から東に約3キロ離れた集合住宅に1人で暮らしていた。

近隣住民らによると、矢口容疑者は地元の小中を卒業。若くに母親を亡くしたとする情報もあるという。中学ではバスケットボール部に所属するなど活発で、同級生の1人は「頭もよく、明るくて優しい。事件とは全く結びつかない」と語る。

一方で「トラブル」も浮かぶ。

近隣の店舗に勤める50代の女性によると、昨年11月、同僚が店舗で開店準備をしていた際に、シャッターの前で、矢口容疑者とみられる男が意味不明な言葉を発していた。同僚が用件などを尋ねると、男は「それがうるせえって言ってるんだよ」などと、怒鳴ったという。

同級生の間では、最近は精神的に不安定だったとする噂が流れ、心配する声が漏れていた。

逮捕後の調べに、矢口容疑者は黙秘しているといい、長野県警が動機を調べている。

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