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「秘密の暴露」につながるか 加古川女児刺殺事件、供述に基づき凶器のナイフを海中で捜索

産経ニュース / 2025年1月21日 11時26分

加古川女児刺殺事件の凶器を捜索する兵庫県警の捜査員=21日午前10時52分、兵庫県播磨町(ドローン使用、沢野貴信撮影)

兵庫県加古川市で平成19年に小学2年の女児=当時(7)=が刺され死亡した事件で、兵庫県警は21日、殺人容疑で逮捕した勝田州彦容疑者(46)の供述に基づき、同県播磨町の海で凶器を捜索した。勝田容疑者は同県たつの市で18年に小学4年の女児=当時(9)=が刺され重傷を負った事件でも逮捕されており、県警は姫路市大津区付近の海でもこの事件で使われた凶器の捜索を続けている。

この日は、県警機動隊や捜査1課の捜査員ら約80人が参加。酸素ボンベを背負った機動隊員が1人ずつ海に飛び込み、消波ブロックの隙間を捜索するなどした。

捜査関係者によると、勝田容疑者は県警の調べに対し、いずれも小型のクラフトナイフを凶器として使用し、海に捨てたと供述。供述に基づいた捜索でナイフが発見され、女児の傷口の形状などと矛盾がないと判断できれば、犯人しか知りえない「秘密の暴露」にあたり、県警は重要な証拠になるとみている。

勝田容疑者をめぐっては、岡山県警が、16年に起きた岡山県津山市の小3女児刺殺事件で30年に逮捕。この事件で無期懲役判決が確定後の昨年5月以降、兵庫県警が服役中の刑務所で勝田容疑者の本格的な任意聴取を始めた。

たつの市と加古川市の事件への関与を具体的に供述したため、昨年11月7日にたつの市の事件で逮捕。同27日に加古川市の事件について再逮捕していた。勝田容疑者は再逮捕後、黙秘している。神戸地検は、12月11日から約3カ月間の予定で鑑定留置を実施している。

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