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横浜、市川の現場付近で不審な訪問業者 「トクリュウ」による下見の可能性も 広域強盗事件

産経ニュース / 2024年10月19日 18時52分

首都圏で相次ぐ強盗事件を巡り、横浜市青葉区の住宅で発生した強盗殺人事件の現場付近で数カ月前から、不審な業者の訪問が相次いで確認されていることが19日、捜査関係者などへの取材で分かった。実行役が重なる可能性もある千葉県市川市の強盗致傷事件の現場付近でも同様の目撃があり、神奈川、千葉両県警などの合同捜査本部は、「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」による下見の可能性もあるとみて関連を慎重に調べている。

捜査関係者によると、住人の後藤寛治(ひろはる)さん(75)が殺害された横浜市の住宅周辺では9月上旬から今月中旬にかけて、「業者」と称する不審な人物の訪問や電話が17件確認されたという。それぞれ、不用品の回収や下水道の確認などと説明していた。

近くの女性(65)は1カ月ほど前、「何か直すところはないか」と20~30代くらいの男性の訪問を受けた。女性が断っても、男性は「中を見てみないと分からない」と食い下がったといい、社名や氏名は名乗らなかった。近くの親族の家にも不用品買い取り名目で男性が来たという。

強盗事件との関連は現時点では不明だが、合同捜査本部は大部分で社名を名乗らないなど不審点もあることから、慎重に捜査している。

市川事件で逮捕された男の指紋が横浜事件の現場で検出されるなど、両事件は実行役が重なっている可能性があるが、市川市でも事件前に同様の不審な訪問があった。

現場近くに住む農業の女性(69)は9月半ば、不用品回収をしているという20代くらいの男性の訪問を受けた。この男性も身分も明かしておらず、周辺でも同様の目撃があったという。(梶原龍、塚脇亮太、宮崎秀太)

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