朝日放送テレビ記者、トイレに報道機関向け警察広報資料を置き忘れ

朝日放送テレビ

朝日放送テレビ（大阪市福島区）は２４日、神戸支局の記者が、兵庫県警が提供した事件事故の広報資料や取材メモなどが入ったファイルケースを、商業施設の個室トイレに置き忘れたと発表した。ケースは姫路署に届けられ、現時点で個人情報の漏洩（ろうえい）は確認されていないという。

同局によると記者は１２日午後、姫路市での取材後、同市内の商業施設のトイレに立ち寄った。記者の後にトイレを利用した従業員がケースを見つけて商業施設でいったん保管、１７日に姫路署へ届け出た。ケース内にあった取材申込書をもとに同署から連絡を受けた記者は１９日に支局長に報告、後日ケースを受け取るとともに県警に謝罪した。

同局は「取材活動の過程で知り得た重要な個人情報を軽んじた行為であり、許されるものではない。職務に対する意識の低さを猛省すると同時に、以後このようなことがないよう、管理体制をより一層強化し、信頼回復に努める」としている