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捜査員400人、SNS詐欺グループ拠点を一斉捜索 高額商材販売疑いで大阪府警

産経ニュース / 2024年7月23日 14時14分

詐欺グループの拠点があるとみて大阪府警が家宅捜索に入ったビル=23日午後、大阪市西区

為替相場の変動を予想して投資する金融商品「バイナリーオプション」を巡り、交流サイト(SNS)を通じて高額商材を販売し金をだまし取ったとして、大阪府警が詐欺容疑で、詐欺グループメンバーの男女13人の逮捕状を取ったことが23日、捜査関係者への取材で分かった。府警は同日午後、捜査員約400人を動員。同容疑で大阪府内のビル4カ所にあるグループ約80人の拠点に一斉に家宅捜索に入った。詐欺グループの一斉摘発では過去に例のない大規模なケースという。

捜査関係者によると、グループは共謀し、今年1~3月、SNSのダイレクトメッセージ機能を通じてバイナリーオプションの投資を持ちかけ、必ず利益が出ると虚偽の情報商材を販売し、現金をだまし取った疑いが持たれている。「勝率80%に上がる商材がある」などと虚偽の内容で投資を勧めていたという。

メンバーは最大60人と最大20人の2つに分かれて活動しているが、府警は手口が酷似していることから、同一のグループとみている。メンバーは大阪府内4カ所のビル内の少なくとも10部屋をアジトとし、被害総額は10億円近くに上るとみられる。メンバーらが23日午後にビル内に入るとの情報を得て、捜査員約400人が踏み込んだ。

府警はアジトからパソコンやスマートフォンなどを押収して精査し、組織の実態解明を進める。また、身柄を確保したメンバーの容疑が固まり次第、順次逮捕する方針。

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