サッカー・伊東純也選手は「訴えは虚偽」、女性は「同意なく性行為」双方が告訴の過去

伊東純也選手

サッカー・フランス1部リーグのスタッド・ランス所属の伊東純也選手（31）が、女性２人に同意なく性行為に及んだとして大阪府警に刑事告訴された問題を巡り、府警は伊東選手と女性２人の双方を書類送検した。一連の問題を巡っては、伊藤選手側も女性の訴えは事実に反し、これを証明する証拠もあるとして逆告訴していた。

一連の問題は、女性２人が昨年６月の日本代表の試合後、大阪市のホテルで性被害を受けたと主張し、これを週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が１月３１日に報じて明らかになった。当時はアジア・カップの大会中で、伊東選手は日本代表を離脱した。女性２人は、伊東選手と男性専属トレーナーを準強制性交致傷罪などで刑事告訴した。

一方、伊東選手らは、女性らとホテルで飲酒しただけで、性加害は「事実無根」と主張。２人を虚偽告訴罪で府警に逆告訴した。さらに報道を受け、スポンサー契約が打ち切られるなどしたとして、女性らに２億円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴もしていた。この訴状では「性加害行為は一切ない」「名誉や信用を毀損させることは明らかだ」と主張している。