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つばさの党、複数陣営に15回以上の選挙妨害行為 逮捕の3人に協力者の存在も浮上

産経ニュース / 2024年5月19日 18時41分

衆院東京15区補選の最中に東京都知事選への出馬を表明したつばさの党の黒川敦彦容疑者(右)と根本良輔容疑者=4月25日、江東区

衆院東京15区補欠選挙を巡る政治団体「つばさの党」による選挙妨害事件で、公選法違反(自由妨害)容疑で逮捕された党代表、黒川敦彦容疑者(45)ら3人が、複数の陣営に対して少なくとも15回以上にわたり妨害行為を繰り返していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。3人の行為に複数の協力者がいることも判明した。

黒川容疑者やつばさの党から出馬して落選した幹事長、根本良輔容疑者(29)ら3人は、補選に出馬していたほかの候補の演説場所に近づいて、拡声器を使って大音量を流して演説を妨害。「カーチェイス」と称して、他候補の選挙カーを追尾し、拡声器で罵声を浴びせるなどしていた。

特別捜査本部は選挙期間中、黒川容疑者らが演説を聞きにくくするなどの行為を5回以上、選挙カーを追尾して交通の便を妨げた行為を10回以上確認。自由妨害に当たるとみている。

補選には、根本容疑者を含め、立憲民主党や日本維新の会、参政党などが擁立した候補や小池百合子都知事が支援した乙武洋匡氏(48)ら計9人が出馬していた。黒川容疑者は、そのうち特定の複数の陣営に狙いを定め、妨害行為を繰り返していたとみられる。

こうした行為について、追尾する際の車両を運転したり、動画を配信するための撮影をしたりなど、逮捕された3人以外にも協力していた人物が複数いるとみて特別捜査本部が調べている。

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