「薬物、ダメゼッタイ」東京・蒲田駅周辺で警視庁が薬物乱用・再犯防止キャンペーン

段ボールの中身をにおいで嗅ぎ分ける東京税関所属の麻薬探知犬＝１３日、蒲田駅西口駅前広場（宮崎秀太撮影）

警視庁蒲田署などは１３日、東京都大田区の蒲田駅周辺で薬物乱用・再犯防止キャンペーンを開き、通行人らに「薬物、ダメゼッタイ」と呼び掛けた。

イベント会場では、「相生こども手話の会」の子供たちが手話を交えたダンスを披露。東京税関羽田税関署に所属する麻薬探知犬が、段ボールの中身をにおいでかぎ分ける訓練の様子も公開された。

近年は薬物乱用者の低年齢化も問題となっており、大田地区薬物乱用防止推進委員会会長を務める勝亦（かつまた）聡都議は「密売などの手口も巧妙になり、都としても乱用防止に努めたい」と意気込んだ。