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横田めぐみさん60歳 新潟の同級生らが再会誓いコンサート「手を取り合える日必ず来る」

産経ニュース / 2024年10月5日 19時40分

横田めぐみさんら北朝鮮による拉致被害者の早期帰国を願って「故郷」を合唱する同級生ら=5日午後、新潟市中央区(本田賢一撮影)

北朝鮮に13歳のときに拉致された横田めぐみさんが60歳の誕生日を迎えた5日、めぐみさんが当時通った新潟の小中学校の同級生らが早期の帰国を願うチャリティーコンサートを開いた。電話を通じて参加しためぐみさんの母、早紀江さん(88)は「先が見えない悲しい毎日が続くが、必ず手を取り合える日が来ることを祈っている」と、変わらぬ思いを明かした。

新潟市内で開催されたコンサートには約300人が来場。主催した「同級生の会」代表の池田正樹さん(60)は「めぐみさんがどんな気持ちで還暦の誕生日を迎えたかを考えると、いたたまれない」と嘆息した。同じく同級生の小栗武さん(59)は「還暦は第二の人生の始まりだというが、一刻も早く日本に戻ってきて、家族と一緒にゆっくりと過ごしてほしい。(令和2年に87歳で)亡くなった父の滋さんのお墓参りにも行かせてあげたい」と声を震わせた。

めぐみさんの弟の哲也さん(56)や、平成14年に帰国を果たした拉致被害者の曽我ひとみさん(65)も参加。曽我さんは北朝鮮の招待所でめぐみさんと同居していた時期があり、「会えない日が続くのは悲しくてたまらない」と心情を吐露した。

最後にめぐみさんを含む全ての拉致被害者の帰国を願い、「故郷」と「翼をください」を合唱。終了後、哲也さんは「日本国民や新潟県民の熱い思いを確認できた」と話した。

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