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<独自>伊藤忠本社施設に落書き「木を切るな」 外国籍の環境活動家らを書類送検

産経ニュース / 2024年6月14日 11時46分

国立競技場(手前)の向こうに広がる明治神宮外苑の施設群=令和元年11月

伊藤忠商事の東京本社(東京都港区)敷地内で、「木を切るな」などと落書きをしたなどとして、警視庁公安部は14日、偽計業務妨害と暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の容疑で、外国籍の男4人と日本人の男1人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。公安部は、男らが環境問題に取り組む活動家で、昨年から始まった明治神宮外苑(新宿区など)の再開発事業に抗議するために落書きをしたとみて調べている。

捜査関係者によると、外国籍の男4人と日本人の男1人は昨年7月、神宮第二球場(新宿区)の解体工事現場に設置されたパネル31カ所にスプレーを使って「皆の神宮外苑 守ろう」などと落書きをし、解体業者の業務を妨害した疑いが持たれている。

また、外国籍の男2人と日本人の男1人は昨年10月、伊藤忠商事東京本社敷地内のレストランなどがある伊藤忠ガーデンのモニュメントや壁側面4カ所に「木を切るな」「GRENWASHING」などとスプレーで落書きした疑いが持たれている。

神宮外苑の再開発には、伊藤忠商事、三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センターの計4者が参画。敷地内にある743本の樹木を伐採し、新たに837本を植える計画だが、一部の周辺住民や環境団体などが抗議活動を続けている。敷地内の樹木の伐採による環境破壊や、景観の変化などを訴えている。

「GRENWASHING」は、環境に配慮しているように見せかけて、実際は配慮していないことを批判する造語「Greenwashing(グリーンウォッシング)」の意味で書かれたとみられる。

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