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「フタ確認しなかった」ガソリンこぼし出火、6人死傷 元バイク店社長を書類送検へ

産経ニュース / 2024年9月20日 11時52分

今年1月、東京都板橋区でレンタルバイク店から出火し、階上の住居で高齢の夫婦が死亡するなどした火災で、警視庁捜査1課は20日、携行缶の確認を怠ってガソリンをこぼして出火させたとして、業務上過失致死傷と業務上失火の疑いでレンタルバイク店の元社長で内装業の男(31)を書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。起訴を求める「厳重処分」を処分意見とする見込み。

捜査関係者によると、送検容疑は1月11日午後7時半ごろ、当時経営していた板橋区高島平のレンタルバイク店でバイクに給油するためガソリンの入った携行缶を運んでいたところ、転倒してガソリン約8リットルを床にこぼし、事務室内の石油ストーブに引火させ、2階建て住宅308平方メートルを全焼させる火災を起こしたなどとしている。

現場は1階が火元の店舗、2階は大家家族が住む住居だった。この火災で住人の斎藤信夫さん=当時(80)=と妻の啓子さん=同(75)=が急性一酸化炭素中毒で死亡、同居する斎藤さんの長男(53)ら家族4人も避難する際に腰の骨を折るなどの重傷を負った。男と店の女性従業員にけがはなかった。

その後の捜査で出火当時、携行缶の蓋が閉まりきっておらず、転倒した拍子に外れたことが判明。男も警視庁の聴取に「蓋が閉まっていたか確認していなかった」と供述していたという。

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