1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

自民の堀井学議員、有権者に香典か 秘書配布、公選法違反疑い

産経ニュース / 2024年7月5日 0時31分

自民党の堀井学衆院議員(52)=比例北海道、当選4回=が自身の選挙区内の有権者に対して堀井氏名義の香典を秘書を通じて配っていた疑いがあることが4日、関係者への取材で分かった。公選法違反(寄付行為)にあたる疑いがある。東京地検特捜部も同様の情報を把握し、真偽を確かめているもようだ。

関係者によると、秘書は令和4年前後、堀井氏の指示を受けて選挙区内の有権者が関係する複数の葬儀に出席し、堀井氏名義の香典を渡していた疑いがある。堀井氏の代理として香典を配っていたとみられる。

事務所内では、一部の秘書が香典を配ることを疑問視し、配布を止める提案もされたが、関係者によると、堀井氏は「慣例だからやめない」などといって香典の配布を続行するように指示していた疑いがあるという。

葬儀では香典を渡すこともあれば、菓子などを渡すこともあったとされる。

公選法は政治家が有権者に金銭や物品を提供することを寄付行為として禁止。本人が葬儀などに出席して香典を渡す場合をのぞき、秘書が政治家名義で渡すことも禁じ、違反すれば50万円以下の罰金が科せられる。

堀井氏は自民党派閥パーティー収入不記載事件で安倍派から還流された計2196万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明。政治資金規正法違反罪で東京地検に告発されている。

堀井氏はリレハンメル冬季五輪スピードスケートの銅メダリストで平成24年の衆院選で北海道9区から出馬して初当選。今年6月には次期衆院選への不出馬を表明した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください