販売目的で覚醒剤など薬物所持、住吉会系暴力団組員幹部の男を逮捕 警視庁

警視庁＝東京都千代田区

覚醒剤と大麻リキッドを販売目的で所持していたとして、警視庁大崎署は8日、覚醒剤取締法違反などの疑いで、東京都港区赤坂、指定暴力団住吉会系組幹部、中尾響（きょう）容疑者（50）を逮捕した。「俺のものじゃない」と容疑を否認している。

逮捕容疑は7月4日午後8時ごろ、東京都品川区内のホテルで覚醒剤14・855グラムと大麻リキッド0・929グラムを営利目的で所持していたとしている。

大崎署によると、中尾容疑者が宿泊していたホテルの従業員から「部屋に薬物のようなものが残されている」と110番通報があった。防犯カメラなどの捜査で中尾容疑者が浮上した。

同署は、販売目的で所持していたとみて、入手経路や販売先など詳しく調べている。