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「懐かないので粛清」捕獲したハトを殺害、Xに虐待動画投稿 容疑のタクシー運転手を逮捕

産経ニュース / 2025年2月6日 12時44分

動物愛護法違反容疑などで逮捕された辻博容疑者=1月、東京都立川市(橋本愛撮影)

河川敷で捕獲したハトを自宅で鞭や拳で殴り、ハサミで首を切断するなどして殺害したとして、警視庁保安課は6日、動物愛護法違反などの疑いで、川崎市多摩区中野島のタクシー運転手、辻博容疑者(49)を再逮捕した。容疑を認め、「手乗りハトを飼育したいと思った。ケージに入れて餌や水を与えたが、懐く様子がないので愛情の裏返しで粛清した」などと話しているという。

同課によると、辻容疑者はX(旧ツイッター)に「青嶋未来」のアカウント名で、鳥類を虐待する動画を複数投稿しており、警視庁に多数の情報提供が寄せられていた。

同課は東京都内のペットショップで偽名を使ってコザクラインコを購入したとして、辻容疑者を私電磁的記録不正作出・同供用容疑で1月に逮捕し、自宅などから鳥類9羽や捕獲用の網、ハサミなどを押収していた。

再逮捕容疑は昨年4~8月ごろ、ドバト1羽を多摩川の河川敷で捕獲し、自宅で虐待して殺害したとしている。

動物虐待、過去には凶悪事件の「前兆」にも

動物虐待は対象が動物から人に変わる可能性もあるなど「凶悪事件の前兆事案となる恐れがある」と捜査幹部は話す。令和元年に茨城県で男が住宅に侵入し一家4人を殺傷した事件や、5年に埼玉県の中学校の試験中の教室に少年が侵入し教員を切り付けた事件などでは、加害者が事件前に動物を虐待。埼玉県の事件では、直前に切断されたネコの死骸が相次いで見つかっていた。

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