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都議会自民が6000万円超不記載 会計担当を略式起訴 東京地検特捜部

産経ニュース / 2025年1月17日 14時18分

東京都議会議場

東京都議会自民党の政治団体「都議会自民党」が開催した政治資金パーティーの収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、収支計約6300万円を過少に記載していたとして、東京地検特捜部は17日、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で、都議会自民党の会計担当、矢島英勝職員(72)を略式起訴した。矢島氏は容疑を認めている。

関係者によると、都議会自民党は都議に1人100万円分のパーティー券を売るノルマを課し、都議はノルマ分を都議会自民党に納め、一部の都議はノルマを超えた分を「中抜き」していた。

特捜部は、中抜きなどの総額は都議会自民党のパーティー収入に計上し、個々の議員の中抜き額は都議会自民党から議員への寄付などとして記載すべきだったと判断したとみられる。

特捜部は、中抜きした都議側の立件は見送った。個々の不記載額が最大で数百万円に止まることや関与の度合いなどを考慮したもようだ。

起訴状によると、令和元年と4年の都議会自民党の収支報告書に、パーティーなどの収入計約3500万円、支出計約2800万円を過少記入したとしている。

都議会自民党は元年と4年にパーティーを開催。収支報告書に記載されたパーティー収入額は元年が6246万円、4年が6112万円だった。

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