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大腸がん約1年治療せず 他科への診療依頼忘れる 神戸市立医療センター中央市民病院

産経ニュース / 2024年6月19日 18時12分

神戸市立医療センター中央市民病院は19日、大腸がんの所見が認められた同市内の80代男性患者に対し治療を約1年間怠っていたと発表した。担当医師間の引き継ぎが不十分だったという。男性のステージ(進行度)は、3相当から4相当に進行したとみられる。

男性は令和4年11月に同院の整形外科を受診。腫瘍内科がCT検査を行い、前立腺がん(ステージ4)と脊椎転移、大腸がんの所見を確認したが、治療の緊急度が高かった前立腺がんと脊椎腫瘍の治療を優先。大腸がんの治療を担当する消化器内科への診察依頼をできていなかったという。

男性は5年12月に腹痛と下痢の症状を訴え、消化器内科を受診したところ、大腸がんであることが判明した。6年2月、大腸がんの手術を行い、現在、化学療法による治療中だという。

病院は現在、男性と補償について協議を行っている。

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