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兵庫知事文書問題で混乱の県政 市長会が「異常」「危機的」と不安視

産経ニュース / 2024年8月7日 22時29分

県政の混乱を受け開催された臨時の市長会総会=7日午後、神戸市中央区(高田和彦撮影)

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を巡る問題を受け、県内の29市長でつくる県市長会は7日、神戸市内で異例の臨時総会を開いた。会合では、副知事の辞職などで幹部職員3人が不在となっている現状を踏まえ、「異常だ」といった不安視する声が続出。県政の停滞を避けるための体制を速やかに整えるよう斎藤氏に求める方針を確認し、23日にも要望書を本人に手渡すことを決めた。

会合には県内22市の市長らが出席した。市長会の会長で丹波篠山市の酒井隆明市長は冒頭、県政を取り巻く状況について「大変ゆゆしき残念な事態」と指摘。神戸市の久元喜造市長も「文書問題の発覚以降、異常ともいえる事象が積み重ねられ、県政が混乱しているのは間違いない」と言及した。

川西市の越田謙治郎市長は、副知事が辞職し、幹部職員が病欠する現状に「非常に危機的な状況であり、一日でも早く改善すべきということを市長会として申し上げるべきだ」と強調。西宮市の石井登志郎市長も「異常とも思える現状を招いた張本人である知事が、しっかりと(状況を)見つめていただくことが第一だ」と述べた上で、斎藤氏と各自治体とのコミュニケーションを巡り「課題があった」と述べた。

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