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兵庫知事支援の維新が午後に辞職要求へ、全会派が一致 斎藤氏は応じない構え

産経ニュース / 2024年9月9日 12時21分

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑などが文書で告発された問題を巡り、令和3年の知事選で自民とともに斎藤氏を支援した県議会(定数86)第2会派「維新の会」(21人)の県議団は9日午後、斎藤氏に対し辞職と出直し選挙の実施を申し入れを行う。維新関係者が明らかにした。県議会の4会派が辞職を要求する構図となったが、斎藤氏は応じない構えを示している。

疑惑を調査する県議会調査特別委員会(百条委員会)は、告発文書を公益通報として扱わず、告発者を懲戒処分とした斎藤氏らの対応について審議した。公益通報制度に詳しい専門家2人が証言し、処分は違法だと指摘したが、斎藤氏は証人尋問の場でも「対応に問題はなかった」とする従来の主張を崩さなかった。

一連の斎藤氏の対応を踏まえ、維新は8日に会派や日本維新の会の幹部らが対応を協議し、「県民の納得を得るものとは言い難い」と判断。維新県議団の岸口実団長は8日の協議終了後に取材に応じ「(斎藤知事が)県民からの負託を受けたと主張するなら、辞職して民意を問う必要がある。(申し入れに応じなければ)不信任決議案提出しかない」と述べた。

維新会派の県議らで構成する県組織「兵庫維新の会」代表の片山大介参院議員らが9日午後に県庁に出向き、斎藤氏に辞職と出直し選挙を求める予定で、日本維新の会も9日午後1時から藤田文武幹事長が記者会見を開き、国政政党としての考えを明らかにする。出直し選挙が実施された場合でも、維新としては斎藤氏を支援しない予定。

斎藤氏への辞職要求を巡っては、最大会派の自民(37人)なども12日に申し入れを行う。応じなければ各会派で不信任決議案提出の動きが強まるとみられ、斎藤氏の対応が注目される。

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