内夫の稼ぎ隠し保護費受給、容疑で無職女と右翼団体「旭日愛国舎」代表を逮捕 大阪府警

大阪府警本部

収入がある内縁の夫がいるのに、その存在を伏せた上で生活保護費を不正受給したとして、大阪府警警備部は12日、詐欺の疑いで、無職、駒井絵理果（えりか）（47）と、内縁の夫で右翼団体「旭日愛国舎」代表、大和田貴弘（おおわだたかひろ）（52）の両容疑者＝いずれも大阪府羽曳野市野々上＝を逮捕した。府警は2人の認否を明らかにしていない。

駒井容疑者の逮捕容疑は昨年6～7月、同居中で内縁関係にある大和田容疑者に収入があるのに市に申告せず、生活保護費計約32万円を詐取したとしている。

府警によると、大和田容疑者は運送業で収入を得ていた。旭日愛国舎は岸和田市に事務所を置く政治団体で、構成員は約10人とみられる。2月7日の北方領土の日に街宣活動を展開するなどしている。