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議会解散の判断、最短で29日までか 兵庫知事不信任案は19日提出、即日採決案が浮上 

産経ニュース / 2024年9月11日 22時3分

会見を終え、退出する斎藤元彦兵庫県知事=11日午後、神戸市中央区の兵庫県庁(彦野公太朗撮影)

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑が文書で告発された問題で、県議会最大会派の自民党(37人)が9月議会開会日の19日に、斎藤氏に対する不信任決議案を提出することを視野に他会派と調整していることが11日、関係者への取材で分かった。全県議が斎藤氏に辞職を求める構図となっており、不信任案が提出されれば可決の公算が大きい。可決の場合、斎藤氏は失職か議会解散かの選択を迫られるが、この日の記者会見では「選択肢はさまざまある」と述べ、議会解散に含みを持たせた。解散判断の期限は、最短で29日となる可能性がある。

自民と公明党、立憲民主党県議らでつくる「ひょうご県民連合」、共産党の4会派は12日、無所属議員4人と共同で辞職を申し入れる。日本維新の会の県議団も先行して9日に申し入れたが、斎藤氏は拒否する姿勢を示している。

自民は斎藤氏が辞職要求に応じない場合、早期退陣を求める必要があると判断。9月議会が開会する19日に不信任案を提出し、即日採決する案が浮上している。

可決し、議長から斎藤氏への通知が同日中にあった場合、斎藤氏は29日までに失職か議会解散かを判断することになる。解散の場合は県議選が行われ、改選後の議会で3分の2以上が出席し、過半数が賛成すれば不信任決議が成立。議会から通知を受けた時点で斎藤氏は失職する。

斎藤氏は11日の会見で、時折涙ぐみながら続投の意向を示し、不信任案に関しては「法律の規定に基づいて判断していくことになる」と述べた。維新共同代表の吉村洋文大阪府知事は同日、記者団の取材に、出直し選挙となった場合の党推薦について「今の状態であれば難しい」と語った。

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