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千葉・市川市発注の下水道工事で市下水道部次長を逮捕 接待受け入札情報漏らしたか

産経ニュース / 2024年7月30日 18時34分

千葉県警捜査2課などは30日、同県市川市が発注する下水道関連工事の一般競争入札を巡り、市内の「武内建設」から飲食などの接待を受けた見返りに、入札に関する情報を漏らしていたとして、収賄や官製談合防止法違反の容疑で同市の下水道部次長、八田一生容疑者(59)=松戸市小金原=を逮捕した。

また、贈賄などの容疑で同社経営、武内剛容疑者(59)=船橋市吉作=を逮捕した。県警は同日、市川署に75人体制の捜査本部を設置した。

調べに対し、両容疑者はいずれも容疑を認めているという。

八田容疑者の逮捕容疑は令和4年12月から同6年12月までに計36回、松戸市内の飲食店などで計25万円相当の接待を受けたとしている。この見返りに、同5年8月と10月に市川市発注の汚水管を新たに敷設する工事や下水道の修繕などの入札で予定価格や最低制限価格を漏らしたとしている。

武内容疑者の逮捕容疑は入札での便宜を図ってもらうことで、公正な入札を害したとしている。

田中甲・市川市長のコメント 「本市下水道部次長が収賄などの容疑で逮捕されたことは極めて遺憾であり、納税者である市民の皆さまに心よりおわびを申しあげます。今後は、警察による捜査の推移を確認しつつ、事実関係が明らかとなった際には第三者機関のコンプライアンス委員会議を設置して厳正に対処してまいります。また、明朝に部長会議を開き職員の綱紀粛正に努め、他にもこのような不祥事がないかの確認を行った上、再発防止を図り、市民の皆さまの市政に対する信頼回復に向けて全力で取り組んでまいる所存であります」

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