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長野県の夏山遭難者数は125人に 前年比24人増、過去10年で最多

産経ニュース / 2024年9月3日 17時59分

長野県警山岳安全対策課は3日、夏山期間(7、8月)に山岳遭難が前年より15件多い116件発生し、遭難者が前年より24人多い125人にのぼったと発表した。最近10年間では、遭難件数は2番目に多く、遭難者数は最多。遭難者のうち死亡が15人、行方不明1人、負傷53人、無事救出が56人だった。

遭難の態様別では、転落・滑落が34件36人、疲労が27件27人、転倒が24件24人など。遭難者の85%超が50歳以上で、50代34人、60代39人、70代以上34人、平均年齢は約60歳だった。

遭難者の9割以上が県外から訪れた人で、遭難の約6割が北アルプスで発生していた。特に、高度な技術を必要とする上級者向けバリエーションルートでの遭難が多く、転落・滑落が5件発生し3人が死亡した。

今後、秋山シーズンを迎えることから同課は「朝晩の気温はすでに10度を下回っている。登山者は体力に合った山選び、気象状況、山小屋営業日など、入念な確認を」と注意を促している。

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