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<独自>餌や水なく飼い猫を室内に置き去りに 元飼い主の無職女を動物愛護法違反で逮捕 

産経ニュース / 2025年2月3日 15時1分

保護後、ミラクルと名付けられ、瀕死の状態から奇跡的に回復した猫

1カ月以上マンションの一室に飼い猫を放置し、瀕死(ひんし)の状態にさせたとして、大阪府警生野署は3日、動物愛護法違反(遺棄)容疑で、無職の20代の女を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。室内には餌や水が置かれた形跡はなく、命の危険を伴う「遺棄」に当たると判断されたとみられる。

捜査関係者によると、女は昨夏、大阪市生野区巽南のマンションの一室に、餌や水を置かないまま飼い猫を置き去りにし、昨年8月31日までの約1カ月間、命の危険にさらした疑いが持たれている。

女は昨夏、マンションを無断で退去。マンションの管理会社が同30日に室内に猫がいるのを発見し、NPO法人「アニマルレスキューたんぽぽ」(大阪府能勢町)に連絡した。猫は当時死亡寸前で、意識がない状態だったという。同NPO代表の本田千晶さんが昨年10月、元飼い主を刑事告発していた。

元飼い主の逮捕を受け、本田さんは「動物虐待事案は立件されないケースもある中、警察には真摯(しんし)に捜査していただき、心から敬意を払う。遺棄も逮捕されるのだと示されたことで、同様の犯罪の抑止につながれば」と話した。

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