「武富士」創業者の元娘婿で作家の男、死体遺棄容疑で逮捕 マンションに白骨化遺体放置か

自宅マンションに白骨化した遺体を遺棄したとして、警視庁大崎署は18日、死体遺棄の疑いで、東京都品川区東五反田、作家、高島望容疑者（64）を逮捕した。高島容疑者は、松下政経塾の5期生で、平成22年に経営破綻した消費者金融大手「武富士」元会長、武井保雄氏（18年死去）の娘と結婚していたが、現在は独身。

逮捕容疑は、17日までの間、自宅マンションの洋室に白骨化した遺体を放置し遺棄したとしている。調べに対し容疑を認めていて、「気が動転してどうしたらいいか分からなくなってしまった」などと供述しているという。

大崎署によると、高島容疑者は家賃を滞納していて、17日に東京地裁の執行官が自宅に入った際に遺体を発見し、110番通報したことで発覚した。

遺体はほぼ完全に白骨化しており、死亡した時期や性別も不明。同署は司法解剖などをして死因や身元の特定などを進めている。