1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「薬局開けそうなほどの薬が」 少女らに無許可で医薬品を譲渡 トー横の「ヒロ」逮捕

産経ニュース / 2024年6月27日 11時49分

押収された医薬品=27日、警視庁新宿署(塚脇亮太撮影)

販売などの目的で自宅に大量の医薬品を貯蔵し、東京・歌舞伎町の一角「トー横」に出入りする少女らに無許可で譲渡したとして、警視庁少年育成課は医薬品医療機器法違反(無許可授与、貯蔵)の疑いで、東京都港区東麻布の無職、山下裕史(ひろふみ)被告(39)=都青少年健全育成条例違反罪で公判中=を逮捕した。黙秘している。

同課によると、山下容疑者は数十カ所の病院で診察を受け、症状を過剰に申告するなどして処方薬や市販薬を入手。自宅からはせき止め薬や緊急避妊薬など約6千錠が押収された。トー横では「ヒロ」と呼ばれ、「何の薬でもあるよ」などと言ってオーバードーズ(過剰摂取)などを行う若者らに渡していた。少女の一人は「ヒロさんの家には薬局が開けそうなほどの薬があった」と話しているという。

同課は昨年7月、歌舞伎町のホテルで当時14歳の少女にわいせつな行為をしたとして都青少年健全育成条例違反の疑いで山下容疑者を逮捕。同課は、少女らを手なずける目的で薬の譲渡や販売を行っていた可能性もあるとみている。

逮捕容疑は令和4年5月~5年7月、自宅やトー横付近の路上で、トー横に出入りする当時16~17歳の少女ら3人に無許可で抗菌薬や鎮痛剤を渡したほか、販売や譲渡の目的で自宅で医薬品約1100錠を貯蔵したとしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください