「自分で使うため」東大に侵入して学生のパソコン盗んだか 46歳無職男を逮捕

警視庁

東京大駒場キャンパス（東京都目黒区）でパソコンなどを盗んだとして、警視庁目黒署は窃盗と建造物侵入の疑いで、川崎市麻生区百合丘、無職、沼端健悟容疑者（46）を逮捕した。「パソコンを自分で使う目的で盗んだ」などと容疑を認めている。

逮捕容疑は8日午前10時25分～11時40分ごろ、キャンパス内の建物に侵入し、教室の外に置かれた男子大学生（19）のパソコンや財布が入ったリュックサック1つ（時価計約4万6千円相当）を盗んだとしている。

目黒署によると、東大では今年5月下旬からパソコンなどが盗まれる事案が10数件確認されていた。20日に行われた家宅捜索で、沼端容疑者の自宅から約20台のパソコンやタブレット端末を押収しており、同署は関連を調べている。