横浜市戸塚区の小学校、昨年春の備品購入代金１０万円を未払い 業者の指摘で発覚

横浜市戸塚区の市立小学校が昨年春に備品を購入した際に必要な書類の作成を行わず、代金約１０万円の支払いをしていなかったことが１７日、横浜市への取材で分かった。市教育委員会南部学校教育事務所は事務処理ミスが原因と説明し、「申し訳ない。今後、このようなことがないように注意喚起していきたい」としている。

同事務所によると、この小学校は昨年４月、トイレクリーナーや作業用手袋、液体洗剤など計約１０万円分の商品を市内の業者に発注。商品は納入されたが、請求書を受領してから３０日以内にすべき支払いがなされていなかった。

通常なら見積の際に作成する契約手続き書類が作成されておらず、校内には請求書や見積書などの関係書類もなかった。今年５月、業者から支払いの遅延を指摘され、発覚。支払い手続きを進めているという。