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東大阪の山中切断遺体、衣服や所持品身につけず 「警察官40人ぐらいで捜索」と近隣男性

産経ニュース / 2025年1月30日 17時2分

男性の遺体が見つかった山中の現場付近=30日午後、大阪府東大阪市

大阪府東大阪市山手町の山中で25日、頭部や手足が切断された男性の遺体が見つかった事件で、遺体は衣服を身に着けていなかったことが30日、捜査関係者への取材で分かった。死亡後に切断されたとみられ、大阪府警は身元確認を進めるとともに死体損壊・遺棄事件として捜査している。

遺体の一部は、行方不明者の捜索をしていた警察官が25日午前に発見。胴体から頭部と両手、両足が切り離された状態で、半径約30メートルの範囲内で相次いで見つかった。捜査関係者によると、衣服は身に着けておらず、周囲から所持品は見つかっていない。

司法解剖の結果、40~50代前半の男性で、身長は135~145センチ。12月下旬に死亡したとみられる。

現場は近鉄奈良線額田駅の東側に広がる山中で、奈良との府県境付近。周辺に寺院はあるが、民家はなく、人通りもほぼない。

近隣住民の男性(78)は、遺体が見つかった25日に警察官が山中で捜索している様子を目撃したという。「警察官40人ぐらいが寺までの脇道や小川の写真を撮ったり、竹を取り払ったりしていた。何か不審なことはなかったか、と聞かれたが何もなかった。事件だったと知って驚いている」と話した。

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