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「介入という形ではない」斎藤兵庫県知事 最大会派自民への副知事の「百条委やめて」働きかけに見解 斎藤兵庫県知事の告発文書問題

産経ニュース / 2024年6月12日 20時56分

定例会見で文書問題について話す斎藤元彦知事=12日午後、神戸市中央区(喜田あゆみ撮影)

兵庫県の西播磨県民局長だった男性(60)が斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成し、懲戒処分を受けた問題で、片山安孝副知事が、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置しないよう自民議員らに打診したことについて、斎藤氏は12日の定例会見で、「(議会への)介入という形ではない」とし、問題はないとの見解を示した。一連の問題を受けての自身の進退を問われると、「自分の仕事をしっかりやっていくことに尽きるかなと思っている」と述べた。

百条委をめぐっては、6月定例会最終日の13日に、最大会派の自民と第4会派のひょうご県民連合が共同で設置に関する動議を提出する方針。即日採決される予定で、可決される公算が大きくなっている。

自民は一時、会派内で百条委への意見が割れ、議論を続けてきた経緯がある。こうした中、片山氏が自民の幹部らに「自分が責任を取って辞職する。百条委員会はやめてください」と持ちかけていたことが判明。10日の本会議では、自民の伊藤傑氏が片山氏に、副知事の仕事として適切だったのかただした。

片山氏は「百条委は議会で判断されることで、覚悟を持って話さなければならないと思った」と弁明。その後、報道陣に「議会への介入や圧力をかけたという認識はない」などと説明していた。

12日の定例会見で斎藤氏は、片山氏の対応について「重要案件について自らの思いを述べたので、介入という形ではない」とし、副知事としての業務の範囲内だとの認識を示した。また打診することに関し「指示や事前に聞いていたということはない」と説明。議会で明らかになった後も、片山氏に報告を求めることなどはしていないとした。

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