踏切自殺強要事件、強制わいせつ容疑で元同僚らを再逮捕　尻に棒突っ込んだ疑い

産経ニュース / 2025年1月29日 11時11分

男性が列車にはねられて死亡した踏切＝東京都板橋区（内田優作撮影）

令和5年12月、東京都板橋区の踏切で塗装工の高野修さん＝当時（56）＝が列車にはねられて死亡した殺人事件を巡り、警視庁捜査1課は29日、生前の高野さんへの強制わいせつなどの疑いで、元同僚の島畑明仁被告（34）＝殺人罪などで起訴、岩出篤哉被告（30）＝監禁罪で起訴、佐々木学被告（39）＝同＝を再逮捕した。捜査1課は認否を明らかにしていない。

島畑、岩出両容疑者の再逮捕容疑は4年7月、千葉市内のビジネスホテル客室で2日間にわたり、首を絞め上げたり、顔を殴ったりして高野さんを暴行。両容疑者と佐々木容疑者は5年6～7月、板橋区にある高野さんの自宅や静岡県富士宮市内の飲食店で、高野さんの尻に金属の棒のようなものなどを突っ込むわいせつな行為をしたとしている。

押収した容疑者らのスマートフォンに、笑いながら高野さんを暴行する様子などを収めた動画が残っていたことから発覚した。