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肺の「しこり」担当医見落とし…1年後にがんと判明 兵庫県立がんセンター

産経ニュース / 2024年7月25日 16時1分

兵庫県病院局は25日、県立がんセンター(同県明石市)で令和4年12月に実施した80代の男性患者のMRI検査で、肺に「しこり」のようなものがあったとする報告書の記載を担当医が見落とした医療事故があったと発表した。しこりは今年2月のCT検査で肺腺がんと診断され、リンパ節に転移していることも判明。現在、ステージ3で、患者は化学療法を行っている。

同局によると、患者は膵臓(すいぞう)内部や周辺に水がたまる「膵のう胞」があり、平成18年ごろから経過観察で毎年、腹部のMRI検査を実施していた。

令和4年12月の検査で放射線科医が肺にしこりのようなものを見つけ、報告書にCT検査などを実施するよう記載。しかし、膵のう胞に異常がなかったため、担当医が肺のしこりに関する記載を見落とし、検査を実施しなかった。

昨年12月のMRI検査で肺のしこりのようなものが増大し、腫瘍の可能性があると放射線科医が指摘。過去の検査結果を確認したところ、担当医の見落としが発覚した。

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