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山中の切断遺体、半径30m内に頭や手足を遺棄 身長135~145cmの中年男性

産経ニュース / 2025年1月29日 22時44分

大阪府東大阪市山手町の山中で25日午前、男性の遺体の一部が見つかった事件で、遺体は頭や手足が切断され、半径約30メートル内の数カ所で見つかったことが分かった。大阪府警は何者かが遺体を切断した後に遺棄したとみて、死体損壊・遺棄事件として捜査している。

府警によると、遺体の一部は、25日午前から昼ごろにかけ、警察官が見つけた。周囲に争った形跡はなく、スマートフォンなど身元特定につながる所持品もなかった。

司法解剖の結果、遺体は40~50代の男性で、身長は135~145センチ。死亡したのは12月下旬で、死亡後に切断されたとみられる。府警が身元確認を進めている。警察官は当時、行方不明者の捜索にあたっていた。

現場は近鉄奈良線額田駅の東側に広がる山中で、奈良との府県境付近。近くに民家は点在しているが、夜になると真っ暗となる。

近くに住む60代の男性は「3日前ぐらいに多くの警察官が捜索している様子をみた。こんなところでバラバラ遺体が見つかるなんて」と驚いた様子だった。

近くの寺にたびたび訪れるという50代の男性は「5日前に2人組の刑事から、『年末年始に不審な車はなかったか』と聴かれた。まさか事件だったとは」と話した。

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