見張り役か、29歳の男を逮捕 警視庁、東京・練馬の強盗致傷事件で4人目

警視庁＝東京・霞が関

9月28日未明、東京都練馬区の住宅から腕時計などが奪われ、住人2人がけがをした事件で、警視庁捜査1課は4日、強盗致傷と住居侵入の疑いで、千葉県市川市菅野、会社員、河崎律之容疑者（29）を逮捕した。見張り役とみられ、同事件では4人目の逮捕となる。

逮捕容疑は共謀して9月28日午前2時50分ごろ、練馬区大泉町の50代の男性方に押し入り、高級ブランド「ロレックス」などの腕時計11本や現金5千円などを奪い、男性と20代の息子に暴行を加えてけがをさせたとしている。同課は認否を明らかにしていない。

捜査1課によると、河崎容疑者はX（旧ツイッター）上の「即日払いのバイト」との投稿に応募して関与したとみられる。秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で犯行グループと連絡を取っていたとみられるが、アプリは確保時には消去されていたという。