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2日百条委 兵庫県知事に出頭要求決定へ 告発文書問題

産経ニュース / 2024年8月1日 20時34分

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を巡り、疑惑を調査する県議会の調査特別委員会(百条委員会)の第4回会合が2日、県庁で開かれる。8月下旬に行うパワハラ疑惑に関する証人尋問で斎藤氏に出頭を要求することを決める方針。

同日の百条委では、斎藤氏のほか、約10人の県職員への出頭要求について協議。オンライン配信を活用した証人尋問の進め方などについて示される。

問題を巡っては、県西播磨県民局長だった男性(60)が今年3月、斎藤氏の職員へのパワハラや企業からの贈答品受け取りなどの疑惑7項目を挙げた告発文書を作成、関係者らに配布した。県は男性を解任して内部調査を進め、「核心的な部分が事実ではない」として誹謗(ひぼう)中傷と認定。5月に停職3カ月とした。その後、調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会が6月、疑惑の真偽を調べるため百条委を設置していた。

一方、県では1日、分収造林事業や地域整備事業など、行財政全般にわたる県政改革に関する調査を行う県議会の調査特別委員会が開かれた。告発文書問題を巡る一連の対応による体調不良を理由に、同日付で降格した前理事の男性幹部に加え、総務部長が同委員会を欠席した。2人は文書中に名前が挙がっており、「3年前の知事選で事前活動に関わった」などと疑惑が記されていた。

服部洋平副知事によると、総務部長は1週間ほど前に体調不良を訴え、7月30日から休んでいるという。前理事は、斎藤氏の看板政策の一つである「若者・Z世代応援」事業などを担当。「心身ともに厳しい状況だ」と降格を申し入れ、今月1日付で準特別職から総務部付の部長級に異動していた。

委員長の門間雄司県議は「当局はこの状況の影響がないようにしっかりと答弁するよう願う」と要望した。

百条委は2日午前10時から、県議会の議会中継=2次元コード=で配信される。

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