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逮捕の元大阪地検検事正、官舎で酒に酔った後輩の女性検察関係者に性的暴行か

産経ニュース / 2024年6月26日 11時14分

元大阪地検検事正の北川健太郎容疑者

元大阪地検検事正の弁護士、北川健太郎容疑者(64)が準強制性交容疑で逮捕された事件で、北川容疑者が検事正在任中、公務員用の宿舎(官舎)で酒に酔った後輩の女性検察関係者に性的暴行をした疑いがあることが26日、関係者への取材で分かった。

大阪高検は25日、北川容疑者を逮捕したと発表。逮捕罪名は明らかにしたものの、事件がいつ、どこで起きたかや被害者との関係性など内容の詳細については「被害者のプライバシー保護」を理由に一切公表していない。

北川容疑者は平成30年2月から令和元年11月まで大阪地検検事正を務め、大阪市内の官舎を使用していた。準強制性交罪は、飲酒や薬物の影響などで抵抗できない状態で性的暴行を加える罪。昨年の刑法改正で暴行や脅迫を伴う強制性交罪と統合され、不同意性交罪となった。

「関西検察のエース」として知られた北川容疑者は石川県出身で、金沢大法文学部卒業後の昭和60年に任官。東京地検を振り出しに関西地方でキャリアを重ね、大阪高検次席検事や最高検刑事部長などを歴任した。

関係者によると、大阪地検検事正を最後に退官したが、定年退職までに数年を残しており、組織内には退官時期をいぶかしむ声もあったという。

大阪高検が容疑者を逮捕するのは異例で、事件が検事正在任中に起きたことなどが考慮されたもようだ。

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