「誠実に向き合った結果」政治資金規正法違反疑いでの刑事告発不起訴で山梨・長崎幸太郎知事

報道陣の取材に応じる山梨県の長崎幸太郎知事＝29日、甲府市（平尾孝撮影）

政治資金規正法違反の疑いで刑事告発を受けていた山梨県の長崎幸太郎知事は、東京地検特捜部が29日付けで不起訴処分としたことを受け、「この問題に関して（検察に）全面協力し、向き合ってきた。その結果での判断だ」と、報道陣の取材に応じた。

そのうえで同日、午後8時から甲府市内で記者会見を開き、さらに質問に応えると説明した。

長崎氏は自身が代表を務める資金管理団体が、自民党二階派から受け取った現金1182万円を政治資金収支報告書に記載しないまま、事務所の金庫に保管していたとして、山梨県内の市民団体から刑事告発されていた。