東京・練馬の強盗致傷事件で新たに男1人逮捕 運転と見張りを担当か 警視庁

警視庁の看板＝東京都千代田区

9月28日未明、東京都練馬区の住宅に強盗グループが押し入り、住人2人がけがをした事件で、警視庁捜査1課は新たに強盗致傷、住居侵入の疑いで、住所、職業不詳、坂井田翔太郎容疑者（31）を逮捕した。この事件での逮捕者は3人目。

捜査1課によると、坂井田容疑者は犯行に使われたトラックの運転と見張りを担ったとみられる。捜査の過程で事件当時、現場から数十メートル離れた路上にトラックが駐車されていたことが判明。28日午後、行方を追っていた機動捜査隊員がこのトラックを運転する坂井田容疑者を発見した。

逮捕容疑は共謀して28日午前2時50分ごろ、練馬区大泉町にある50代男性の自宅1階居間の窓ガラスをたたき割って押し入り、「金を出せ」と男性を脅した上、男性と20代の息子を殴るなどしてけがをさせたとしている。同課は認否を明らかにしていない。

また、捜査1課は事件直後に逮捕した氏名不詳の男について、住所、職業不詳、岡崎英史容疑者（27）と判明したと明らかにした。