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列車自殺強要事件、元同僚3人を再逮捕へ 生前に首を絞めるなどの暴行容疑

産経ニュース / 2025年1月8日 9時19分

現場となった東武東上線の踏切=東京都板橋区(内田優作撮影)

令和5年に東京都板橋区の踏切で塗装工の高野修さん=当時(56)=が自殺に見せかけられて殺害された事件を巡り、警視庁捜査1課は8日にも生前の高野さんへの暴行容疑で、以前の勤務先の社長の佐々木学被告(39)=監禁罪で起訴=といずれも元同僚の岩出篤哉被告(30)=同=、島畑明仁被告(34)=殺人罪などで起訴=を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、3被告は5年7月12日、仕事で訪問していた静岡県富士宮市内のビジネスホテル一室で高野さんの首を絞めたり、体を床に落としたりするなどの暴行を加えた疑いがもたれている。

高野さんは平成26年ごろから「エムエー建装」(東京都小平市)に勤務。同社内で激しい暴行を伴ういじめを受けていたという。

令和5年10月に退社したが、被告らによる干渉は続いていたとみられ、同年12月に板橋区内の踏切で列車にはねられ死亡。昨年12月には高野さんの死亡に関与した疑いで3被告と野崎俊太被告(39)=殺人罪などで起訴=が逮捕されていた。

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