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不法残留のベトナム人ら働かせる 容疑で中国籍のマッサージ店経営者ら逮捕

産経ニュース / 2024年7月11日 17時58分

警視庁=東京・霞が関

技能実習生などとして来日し、在留期限が切れて不法残留しているベトナム人らを店で働かせたとして、警視庁保安課は入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、東京都中野区中野のマッサージ店「健楽」と「中国整体院」のいずれも中国籍の経営者、金双華容疑者(39)=埼玉県川口市=と夫で従業員の馬鶴容疑者(39)を逮捕した。「オーバーステイとは知らなかった」などと容疑を否認している。

逮捕容疑は6月4日~7月9日、不法残留しているベトナム人と中国人の女計5人を店の従業員として働かせたとしている。同課は女5人も同法違反(不法残留)の疑いで逮捕した。

同課によると、「店で働いているベトナム人女性からビザが切れていると聞いた」と情報提供が寄せられ、捜査を開始。店は平成30年からの6年4カ月で約2億円を売り上げていたとみられる。

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