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<独自>虚偽契約で厨房機器の売買代金8700万円詐取疑い、飲食店経営者ら逮捕

産経ニュース / 2024年7月9日 11時37分

飲食店で使用する厨房(ちゅうぼう)機器についてリース会社と虚偽の契約を結び、約8700万円をだまし取ったとして、大阪府警は9日、詐欺の疑いで、飲食店経営を手がける有限会社「GC」(大阪市北区)社長、石原義明(41)と、飲食店経営「FUJI住設」(福岡県北九州市)社長、藤本英明(60)の両容疑者を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、2人は共謀し令和2年9~11月、石原容疑者が経営する飲食店で使用する食洗機や冷蔵庫といった厨房機器について、重複してリース契約などを結ぶことを隠した上で、リース会社3社と契約を締結。同年12月までに売買代金として、藤本容疑者の会社の口座などに計約8700万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。

1つの機器や物件に対し複数のリース契約を結ぶのは「多重リース」と呼ばれる違法行為。2人は、藤本容疑者の会社が所有していた厨房機器を石原容疑者の飲食店で使用するように装い、リース会社から厨房機器の代金をだまし取るなどしていたとみられる。

信用調査会社などによると、GCは約7年前から大阪を中心に関東や九州で飲食店を展開していたが、令和4年の新型コロナウイルスPCR検査キットの販売事業が不調となり、業績が悪化していたという。

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