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中学校の植え込みから大麻と覚醒剤 SNSで密売 配達役など生徒ら7人摘発

産経ニュース / 2024年8月2日 20時11分

大阪府警本部

大阪府和泉市の市立中学校で昨年9月、校内から覚醒剤と大麻が見つかっていたことが2日、大阪府警への取材で分かった。府警は大麻を所持したなどとして、大麻取締法違反容疑などで、当時この中学校に通っていた16歳の少年と、別の市立中学校に通っていた15歳の少年を逮捕。2人に大麻を譲り渡したなどとして、同法違反容疑などで、同府和泉市の男子高校生(17)を逮捕したと明らかにした。逮捕は昨年10月~今年7月。

府警によると、昨年9月、中学校の職員が校内の植え込みで乾燥大麻約29グラムと覚醒剤の錠剤5錠が入った箱を発見し、府警に相談して発覚した。

16歳の少年は高校生から大麻を購入し、交流サイト(SNS)を通じて密売していたとみられ、15歳の少年は高校生からの指示で、購入者に配達していたとみられる。SNSでは大麻1グラムあたり3千円から4千円ほどで販売していたという。

16歳の少年は「販売や自分で使う目的で所持していた」と話し、15歳の少年は「販売目的だった」と説明。府警によると、昨年9月以降、この市立中学2校では2人のほかに、大麻を所持していたとして計4人の生徒が逮捕されたり、書類送検されたりしている。

高校生は、覚醒剤譲り渡しやコカイン所持容疑などでも再逮捕されており、府警が入手経路などを調べている。

和泉市教育委員会の大槻亮志(たかし)教育長は「今回の事実を重く受け止めている。生徒の指導の徹底と、再発防止に努める」とした。

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