コンビニのレジで操作偽り友人にたばこ横流し 窃盗容疑でバイトの１９歳男逮捕

警視庁＝東京都千代田区

勤務するコンビニエンスストアでレジ清算を済ませたかのように装い、客として訪れた友人に商品を渡して盗み出したとして、警視庁少年事件課は窃盗の疑いで、東京都町田市のアルバイトの男（１９）を逮捕した。「レジを担当していたときにタダで友達に横流ししたことに間違いない」と容疑を認めている。

同課によると、男は昨年９月から店でアルバイトを始め、友人に「たばこ１箱分の値段で２箱渡してやる」などと言って商品を横流ししていた。店の社員が売り上げ記録と在庫数が合わないことに気付いて発覚。同課は余罪が数十件あるとみている。

逮捕容疑は今年２月１６日と２３日、勤務する町田市内のコンビニで、客として訪れた友人と共謀し、レジで商品のバーコードを読み取った後で登録を取り消し、清算を済ませたかのように装ってたばこ１箱と他２点（販売価格計９９２円）の代金を支払わずに持ち出して盗んだとしている。