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告発文書のプライバシー情報「副知事から聞いた」県部長、前日証言を翻す 百条委で

産経ニュース / 2024年9月6日 10時47分

証人尋問が行われた兵庫県の百条委員会=5日午前、神戸市中央区の兵庫県庁(南雲都撮影)

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑が文書で告発された問題を巡り、県議会調査特別委員会(百条委員会)が6日始まった。5日に続き県産業労働部長の原田剛治氏が証人尋問に臨み、告発者のパソコンにあったプライバシーに関する情報について、人事課から聞いたとしていた5日の証言を訂正。「(当時の)片山副知事から連絡を受けた」と述べた。

5日の証言内容に誤りがあったとして、原田氏本人から訂正の申し出があった。原田氏は、5日の尋問で告発者のプライバシーに関する情報に触れたことを認めた上で、情報を聞いた経緯を問う委員に対し「あやふやですが、人事課長、副課長ぐらいだったと記憶している」と回答していた。

告発文書は元西播磨県民局長の男性(60)=死亡=が作成し、3月に一部の報道機関や県議らに配布。斎藤氏のパワハラや、企業から贈答品を受領した「おねだり」など7項目の疑惑が示されていた。

男性は告発文書を県の公益通報窓口にも届けたが、県は通報者への不利益な扱いを禁じる公益通報者保護法の対象にならないと判断。内部調査を進めた上で誹謗中傷と認定し、5月に停職3カ月とした。

これに対し調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会が6月、百条委を設置。男性は7月に証言予定だったが、同月7日に死亡した。

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