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被災地スーパーにボランティアらのため「憩いの場」 石川・輪島、店側が宿泊スペース提供

産経ニュース / 2024年12月30日 20時25分

能登半島地震後も休まず営業を続けながら、豪雨で浸水して一時休業を余儀なくされた「もとやスーパー」=28日午後、石川県輪島市町野町(恵守乾撮影)

能登半島地震後も休まず営業を続けながら9月の記録的豪雨で一時休業を余儀なくされた石川県輪島市町野町の「スーパーもとや」では、店内の一角に無料の宿泊スペースが設けられ、ボランティアらが拠点にしている。

28日には、現地を訪れた国際的なボランティア団体「ワイズメンズクラブ」のメンバー11人が、こたつを囲みながら一夜を過ごした。団体のメンバーで神戸市須磨区の大野勉さん(68)は「トイレもきれいでありがたい。ここは天国」と笑顔を見せた。

同店の社長、本谷一知(かずとも)さん(47)は「地元住民と他所から来る人の交流が大事」と話し、将来的には店を復興の拠点にする意向を示した。(恵守乾)

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